日本ワイン 山梨 甲州 塩山 駒園ヴィンヤード
ワイン名:Elevage(エルヴァージュ)
タイプ:赤/辛口/ミディアムフルボディ
産地:山梨・甲州市 塩山
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー/ビジュ・ノワール
生産者:駒園ヴィンヤード
度数:12.5%
栽培方法:ビオロジック
エルヴァージュはフランス語で’熟成’を意味します。フレンチオーク樽で長期樽熟成させた重厚感を感じる味わいです。色はきれいなルビー色。最初はほんのりベリーの香りと樽香があり、徐々にカシスのニュアンスを感じ、プラムやレーズンのような熟成感のある果実味に変化します。後半はタバコのような香りも楽しめて、最初から最後まで香りが変化するとても面白いワインでした。タンニンは抑えめで飲みやすいです。和食でも合いそうですが、軽めのスパイスとも相性が良いです。負けません。今回はイカとトマトのラタトゥイユにチリパウダーを合わせたエスニック風なお料理と合わせましたがとても相性が良かったです。ノンファイニング、ノンフィルター、ビオロジックです。
駒園ヴィンヤードとは
創業は1952年は五味果汁工業株式会社として山梨県甲州市塩山に創業。五味葡萄酒株式会社を経て、2019年に創業前より甲州葡萄を栽培している自社園「駒園」の名前をとり、現在の駒園ヴィンヤード株式会社に社名を変更されて現在に至ります。創業理念は「自然に寄り添うワイン造り」70年近くの歴史を持つ家族経営のワイナリーさんです。畑は推定樹齢80年を超える甲州古樹を有する圃場「駒園」を含めて山梨県内に4箇所、全12区画で約2haあり、甲州種、欧州系6品種、国内改良品種5品種を栽培されています。全てのワインは自社畑と地元契約農家が育てた葡萄で山梨県産葡萄100%です。葡萄栽培はビオロジック(有機農法)を実践。栽培種は甲州をはじめ、欧州種、国内改良品種と多数に渡っています。